コロナ禍での決行

2月22日の浜松RIZIN.21から半年。
K1さいたまスーパーアリーナ決行への世論・政治家発言や、
緊急事態宣言、
終わりなき自粛要請の中で、ついに決行されました。

そのオープニングVTR。

そういえば今日は本当は東京オリンピック閉会式の日だったんですね。

そして、

やってどうなるかは、わからない。
でも、やらなきゃどうなるかは、わかってる
。」

というメッセージ。
RIZINのみならず、あらゆる飲食店や旅行業界にも言えるのかもしれません。

そして…

『いだてん』のテーマ!

いだてん

いだてん。
2019年1月6日から12月15日まで放送されたNHK大河ドラマ。

脚本:宮藤官九郎。
主人公の金栗四三を中村勘九郎、
その師的な存在であり、日本にオリンピックを呼ぼうとするスポーツ…柔道の父・嘉納治五郎を役所広司が演じました。

“日本で初めてオリンピックに参加した男”金栗四三と“日本にオリンピックを招致した男”田畑政治。この2人がいなければ、日本のオリンピックはなかった。日本が初参加し、大惨敗を喫した1912年「ストックホルム」。幻となった1940年「東京」と敗戦、復興、そして…平和への祈り。1964年東京オリンピックが実現するまでの日本人の“泣き笑い”が刻まれた激動の半世紀を描く!

オリンピックに参加するところから始まり、
その素晴らしさをまずは日本国内に周知するところから苦心し、
さらに招致を目指すと様々な壁が立ちはだかり、
ようやく招致できると思ったら第二次世界大戦で中止になり、
時を経て1960年にできると思ったらローマに持っていかれ、
さらに川島正次郎(浅野忠信)などの妨害にもあいつつ、
1964年に東京オリンピックを実現させるという話です。

嘉納治五郎の
「やりたいとかやりたくないとかじゃないんだよ!
やるんだよ!」
のセリフが印象的でした。

名煽りVTR

PRIDE崩壊からの「やれんのか!」の煽りVTR、
3・11からのストライクフォース討ち入り煽りVTR、
DREAMが終了するかというDREAM.18の煽りVTRなど、
佐藤大輔氏はピンチの時に名作煽りVTRを作るのですが、今回も名作でした。

子どもたちが格闘技をしている姿。
那須川天心のミット持ちも見れます。

一流のリフティングを魅せる元谷。

「格闘技がないってまじでつまらん。」でRENAのミット持ち。

ホベルトサトシソウザの草刈り。

「子どもたちに教えている」
というのがキーワードになっていますよね。
世代を繋ぐ。
嘉納治五郎→金栗四三→田畑政治。

「闘うことしかできない俺たちが、闘うことをやめてなんかいいことあるか?」

そして…

「準備? してないわけないでしょうが」
でマスクを取り走り出す朝倉海。

まさに関東大震災でも走り続けた金栗四三のような。。。。

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元孤高のコーイチロー。元斉藤ギガバイト。元東京NSC7期生の売れない芸人。R-1GP2011一回戦突破。フライデーナイトライブ二位。『格闘技LOVE』『元売れない芸人の独り言』管理人。ストリートシュガーリンダ『お笑い芸人たちのあんなことこんなこと』執筆。