千原ジュニア急性胃腸炎という前代未聞の事態

8月31日(月)の『にけつッ!!』の放送は、出だしから

ジュニア「すいません…」
ケンコバ「ちょっと体調が優れないんですか」
ジュニア「おとといまでハードな海外ロケだったんですよ。
帰ってきてからも朝から晩までずっと仕事してて、
起きたら吐き気で、急性胃腸炎なんですよ」

というやり取りで始まりました。

ジュニア氏「俺一人で車運転しながら、
恵比寿の交差点でバー水出して、
ほんで代官山の道路の脇停めさせてもらって、
バーって(マーライオンならぬ)ジュニライオンがもう…」

千原ジュニア氏は2002年にも嘔吐を繰り返していた

実は、ジュニア氏の嘔吐については、
2002年の放送室の63回でも言及されていました。

松本師「サイボーグ魂あるやろ、ジム行ってるやんか。
僕も行っていいすかってジュニアも言い出して」

松本師「車で下ついたらごっつい顔色悪い感じで下りてきて、
『すいません、起きていきなり吐いてしまいまして』
なんで吐くことがあんねん。お前今日一発目やぞ。
今日この後800m走らなあかんねん。
車乗ってても窓ガラスに頭ぴったーつけたまま、
『う~』って言ってて。
お前帰ったほうがええんちゃうんか
『大丈夫っす』
ほいでジムの前に車つけたら、
ドーン降りて、ジムの横の自動販売機んとこで
『オエー!』」

松本師「また『あ~』言うてるから、薬飲めと。
たぶん風邪やろ。
『薬飲みますわ』言うて飲もうとするから、
なんか食べたんか、ちょっと食べて飲まんと胃もあれやでって言って、
みかんがあったから、みかん食べなって言って
『はい、いただきます』
ってみかん食うたのよ。一個全部。
それを全部
『うえー!』
帰れ!」

たまに胃腸炎ぎみになるのでしょうか。心配です。

代打はバイきんぐ小峠氏

そして9月6日の『にけつッ!!』放送では、なんとケンドーコバヤシ氏が一人で登場。
『にけつッ!!』はまとめ撮りをするのですが、
その日は千原ジュニア氏は早退してしまったということでした。

ソラシド本坊氏の漫談をした後、

ケンコバ「実は、たまたま三本目にゲストが来てたらしいんで。
その人とちょっとにけつしてみようと思ってます。
この方です、どうぞ」

と言って呼び込まれたのがバイきんぐ小峠氏でした。

小峠「おはようございます」
ケンコバ「よかった来てくれて」
小峠「あの、シンプルな質問していいですか? ジュニアさんどこにいるんですか!?」
客「(笑)」

なんて日だと同じトーンで、いきなりツかんだ。

小峠「どういうことですかこれは」
ケンコバ「オンエア見てくれたら」
小峠「待てないです」
ケンコバ「はははは」

的確なツッコミでまた笑いを取る。
なんとなく忘れていたが、小峠氏はツッコミの人だった。
「面白いツッコミ」って、かなり最強な気がする。

ケンコバ「小峠も誘ったんですけどね、旅に」
小峠「あー、旅行きたかった」
ケンコバ「あの日みんな誘ってたやろ?」
小峠「そうですね」
ケンコバ「この日確認しといて、この日確認しといてって。
結果、全員あかんかった」
小峠「うわー」
ケンコバ「友達のおじさんと行った」
小峠「ちょっと待ってください、コバヤシさん。
話がうまく入ってこないですよ、やっぱり

常人の芸人なら、
普通にリアクションを取り、
話に乗っかっていくが、小峠氏は
ここであえて先輩の話を切る。
テクニックに加え、意志力があるのがわかる。

そして

小峠「せっかくなんで、こんなん今後金輪際ないでしょう!
お笑い界の地軸が今歪んでると思うんですよね。
せっかくなんでオープニングからやらせてもらっていいですか?」

舞台が暗くなった。
そでにはけると思ったが、
ケンコバ氏は中央に。
二人の背中がシルエットで見える。

にけつ

小峠氏「…いやこんなオープニングないでしょう!」

突発的なボケにもちょっと乗った後、的確にツっこむ。

小峠氏「かっこいいと思ってるかもしれませんけど
このオープニング相当ダサいですよ!」

ケンドーコバヤシ氏の意図を汲んだ、素晴らしいツッコミだった。

お笑い界の地軸が歪むの意味

小峠氏が発言した「お笑い界の地軸が歪む」というのはどういうことであろうか。

かつてナインティナイン岡村氏も「ひっくり返ったことない」と同じ意味の発言をしている。

お笑い界は、上が詰まっている。

ビートたけし、明石家さんま、タモリ、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、とんねるず、

さまぁ~ず、千原兄弟、雨上がり決死隊、ネプチューン、ナインティナイン、くりぃむしちゅー…

実力社会ではあるものの、

同時に年功序列の軸もあり、上の人達は実力と芸歴を兼ね備えたモンスター化していて下剋上は不可能になっている。

これを小峠氏は歪んだことののない地軸とし、

岡村氏はひっくり返ったことがないと言った。

その中で、小峠氏がケンコバ氏と二人でトークをする。地軸の歪みだ。

今まで、二人だけのトークだけで番組を成立させてきたのは

  • パペポ(上岡龍太郎と笑福亭鶴瓶)
  • ガキの使いやあらへんで(ダウンタウン)
  • きらきらアフロ(笑福亭鶴瓶とオセロ松嶋)
  • 松本紳助(島田紳助と松本人志)
  • さまぁ~ず×さまぁ~ず(さまぁ~ず)
  • にけつッ!!(千原ジュニアとケンドーコバヤシ)

くらいであろうか。

よく見るとオセロ松嶋氏も地軸を動かしているが、

それくらいだ。

選び抜かれた者にしか許されない二人トーク番組。

しかし、バイきんぐ小峠氏は、それをする有資格者であることが、今回わかったのだ。

この勢いで、地軸をどんどん歪ませてほしい。

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コーイチロー
元東京NSC7期生の売れない芸人。R-1GP2011一回戦突破。フライデーナイトライブ二位。『格闘技LOVE』『元売れない芸人の独り言』管理人。ストリートシュガーリンダ『お笑い芸人たちのあんなことこんなこと』執筆。