ロボとーちゃん2
出典:http://shinchan-movie.com/2014/gallery/index.html

男も女も心奪われる『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん!』

近年、大人も泣けると言われる、“あなどれない”クレヨンしんちゃんの映画。
その中でも、夫として父として、人として人気沸騰中の野原ひろしに大注目の映画です。

ある日ぎっくり腰を治しにマッサージに行った野原ひろしは、なんとロボットになって帰ってきてしまう…!
喜ぶ息子・しんのすけ、戸惑う妻・みさえ。
しかし、ひろしの人格を持ちながら何かとハイスペックなロボとーちゃんに家族を含め周囲の人々は次第に心を許し始める。
ところが!なんとそこには、家庭での立場がすっかり弱くなってしまった日本の父親達の復権をのぞむ
「父ゆれ同盟(父よ、勇気で立ち上がれ同盟)」の巨大な陰謀が隠されていた…!

男として、夫として、父として、いや人として!どうあるべきかを考えさせられる、やはり“あなどれない”映画です!


出典:http://shinchan-movie.com/2014/movie/

『野原ひろし』が今見直されている理由とは?

当初、どこにでもいる普通のサラリーマンとして描かれた野原ひろしですが、連載開始から20年以上たち、
時代背景が変わりつつある現在では、結婚したいアニメキャラにランクインしたり、
まとめサイトができてしまったりと普通以上の魅力的な男性として見直されています。

  • 35歳で双葉商事の係長
  • 月収は手取りで30万円(額面約40万円程度)、年収は約600万円前後
  • 埼玉県春日部市にそれなりの大きさの一戸建ての持ち家
  • 自家用車持ち(4人乗りのセダン)
  • 身長は180cm、胸囲90㎝、ウエスト76㎝、股下79㎝の実はモデル体系
  • 性格はちょっとダメダメなところもあるものの、温厚で時には男らしい
  • ゆるがない家族愛の持ち主

この様に色々と挙げられていますが、年収なんて関係ない!
見た目なんて関係ない!
やはり彼の最大の魅力はその「人となり」と「家族愛」である!
と思ってしまうのが『クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん!』のなのです!

映画の脚本『中島かずき』はクレヨンしんちゃんの担当編集だった!?

中島かずきと言えば、個性派俳優・古田新太を中心とする30年以上も活躍する人気劇団「劇団☆新感線」の座付き作家!

劇団での代表作はリメイク版に小栗旬も出演した「髑髏城の七人」。
他にも人気アニメ「天元突破グレンラガン」「キルラキル」、特撮シリーズ「仮面ライダーフォーゼ」等の脚本を担当しています。

この様に人気作家の中島かずきですが、実は双葉社に編集者の方が本職だったのです!
そして、クレヨンしんちゃんの作者“臼井儀人”の編集担当を担っていた時期があるそうです。

原作に深く関わっている“中島かずき”だからこそ描ける世界観がこの映画にはあるのです!

ゴールデンウィークの最後に笑って泣いて、理想の男の姿にちょっと熱くなってみませんか?

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劇団天然ポリエステル劇団員。運動療育士。現在は声優養成所に通い、声優を目指しつつ、舞台、ちょこっと映像、webラジオ配信となんかもうたくさん奮闘中系女子。giorni feliciでは映画ライター担当*